story60.自然の力を生かしながらの庭づくり2020.07.01 00:14昨年の今頃に手放した竹やぶなどの土地が、1年ほどの歳月をかけて、だいぶ宅地整備されてきました。竹や木の伐採に始まり、土の切り盛り、土質の改良、仮設道路や擁壁などの整備等、だいぶ戸建住宅地としての姿が見え始めてきました。手放した土地について、初めはできるたけ元の地形、元の植生を活か...
story59.祖父、母親から受け継がれていく家2020.06.16 00:23去る4月28日、長年入院していた母親が亡くなりました。享年87歳。10年以上入院していて、入院生活の中でだんだん衰えが見えていたので、覚悟はしていたのですが、いざ亡くなるとなかなか実感が湧かず、しばらくは現実が受け止められない感覚でした。コロナの時期が重なってしまったので、最期の...
story58.士業とのネットワークの大切さ2020.05.31 23:34緊急事態宣言が全ての都道府県で解除され、少しずつ日常の暮らしが戻ってきました。パピエでも6月から、安全に気をつけながら水彩教室などの活動を再開する予定です。Story52の独立話の続きとなりますが、4年前に会社を辞めて大変だったことの1つは、得意・不得意に関わらず、様々なことを個...
story57.千里丘界隈のレトロなご飯屋さん2020.05.16 02:51昨日、大阪モデルは達成しましたが、まだもう少し続く緊急事態宣言。ここのところ、行動半径が随分と小さくなりました。運動を兼ねて、近所の千里丘界隈をよく散歩していますが、この10年ほどで随分カフェやレストランが増えてきたなと改めて感じます(Nakagawaさん、mayさん、Cotto...
story56.五感を使って楽しめる場の大切さ2020.05.05 07:22緊急事態宣言の期間延長が正式に決定し、もうしばらく自粛しながらの生活が続きます。今回の新型コロナウイルス対策については長期戦の覚悟が必要ですし、何年か後には別のウイルスが発生して、再び世界的な騒動になることもあり得ます。今後、感染症にも対応できる強靭な社会が大きな課題の1つとなり...
story55.二項対立のほど良いバランス2020.04.16 01:16新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、このたび緊急事態宣言が発出されました。パピエでは、3月までは、換気、除菌などに配慮しながら教室やイベントを開催していましたが、4月に入ってからは、教室やイベントの開催をいったん中止することにしました。初めに中止を決定したのは、奈良県宇陀市で4月...
story54.大きな自然、小さなウイルス2020.04.01 01:43いまだ新型コロナウイルスが終息する兆しが見えず、このほど日本でも首相から長期戦の覚悟が必要という呼びかけがありました。このような事態に陥ると、制御しきれない猛威が際立ってしまい、日常の穏やかな暮らしがいかに有難いことかと痛感します。最前線で対応されている医療従事者の方などに感謝申...
story53.法治・人治・納得治2020.03.16 00:52ここのところコロナウイルスの脅威が蔓延していて、世界中への影響が終息するにはまだ時間がかかりそうです。日本でも、対応が遅かった、感染防止の対策に不備がある、唐突に一斉休校などの指示が出され国民が混乱した、など様々な議論も生まれています。ただ、リスク対応は非常に難しく、特に突然で、...
story52.「職住一体」の家が復活する予感2020.03.01 02:27現在私は在宅中心で、パソコン等を使ったリサーチ的な業務や、家の保存活用に資する業務などを行っていますが、数年前までは会社勤めの日々でした。25年以上サラリーマン生活だった私にとって、退職後しばらくの生活は慣れないことばかりで、平日に家にいることや、近所を歩くことも、どこか落ち着か...
story51. 新旧入り混じる台湾からの学び2020.02.15 22:52前、妻の水彩ワークショップ開催に便乗して、台湾に行ってきました。台湾は今回2度目ですが、食べ物は美味しく、気候は温暖で、人も穏やかで温かい、本当に良い国だと思います。今回の台湾旅行で一番感じたのは、どんどん新しいものを取り入れながらも、古くて良い物は大事に残している新旧の融合でし...
story50. 元我が家敷地の造成着手から半年経過2020.02.01 04:40我が家敷地の竹やぶや雑木部分を手放し、造成が始まってから約半年。概ね1年強で造成が完了する予定と聞いているので、今は5合目あたりといった感じかと思います。この半年間、近くから工事現場を見てきて、気づいたことを箇条書きしてみました。●元々、傾斜のきつい土地に、うっそうとした木々や竹...
story49.昔の書簡を読み解く作業2020.01.16 03:13もう2ヶ月ほど前のことですが、住宅遺産トラスト関西や竹中大工道具館の方がお越しになられ、我が家に所蔵されていた書簡の読み解き会を開催しました。以前、住宅遺産トラスト関西の方が来られた際、設計者藤井厚二が、施主である祖父に届けた手紙類一式を、全て写真に収めてもらいました。それだけで...