story51. 新旧入り混じる台湾からの学び

前、妻の水彩ワークショップ開催に便乗して、台湾に行ってきました。台湾は今回2度目ですが、食べ物は美味しく、気候は温暖で、人も穏やかで温かい、本当に良い国だと思います。

今回の台湾旅行で一番感じたのは、どんどん新しいものを取り入れながらも、古くて良い物は大事に残している新旧の融合でした。台湾最大都市の台北は、台北101に代表される高層ビル群など近未来的で洗練されていて、今も至るところで建設ラッシュが進んでいます。その一方で、昔からの市場や住宅などが、ビル群から道路一本はさんだような場所に点在していて、新しいものと古いものがパッチワークのように混在している感じがしました。そこに、暮らす人の生活や文化、豊かなみどりなどが溶け込んでいて、どことなく懐かしい、ホッとした気分になります。また、最近は、昔建てられた工場や領事館などをカフェやショップにリノベーションした施設が散見され、とてもセンス良く利用されています。台北から車で1時間ほど離れた九份がリノベーションの代表的なエリアですが、かつては金鉱で栄え、その後閉山して衰退した街を、映画やアートの力でよみがえらせ、今や一大観光都市として再び反映しています。このように、穏やかながらもエネルギッシュにリノベ―トしていく感じは、これからの暮らし方や我が家の使い方にも大変参考になるなと思いました。

この寒い時期に、暖かな海外に行くのは良いですね。台湾は、戦後、日本を参考に発展し、今も多くの日本企業が進出しているため、鉄道や駅、道路、コンビニ、百貨店など、日本と外見があまり変わらないものも多いですが、気候や元々の文化などは違うので、植生や寺院、住宅様式、料理など、日本と異なるものがほどよくミックスされ、本当に良い刺激となりました。それにしても、やはり、原付バイクが本当に多かったです。

Katsuji

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