story60.自然の力を生かしながらの庭づくり

昨年の今頃に手放した竹やぶなどの土地が、1年ほどの歳月をかけて、だいぶ宅地整備されてきました。竹や木の伐採に始まり、土の切り盛り、土質の改良、仮設道路や擁壁などの整備等、だいぶ戸建住宅地としての姿が見え始めてきました。手放した土地について、初めはできるたけ元の地形、元の植生を活かしながら住宅整備ができないものかと考えていましたが、さまざまな基準や法規制などを遵守しながら整備するとなると、結局は一度壊して作るという形で行うしかないということを感じました。このようなスクラップ&ビルド方式は、感覚的には好きでないのですが、安全や景観などに配慮しながら新たにものを作っていく上では最良の方法であるのだなと思います。

その分、家屋や家の周りの庭については、できるたけ昔からのものも生かしながら、新しいものを採り入れ融合させるような形でうまくリニューアルしていければと思っています。特に、庭については、自然の成長力や自浄能力などを最大限に生かしながら、ちょうど良い具合に落ち着かせていくような感じになればと思います。また、庭づくりについては、いろいろなことを試して、できるだけ楽しんでいきたいとも思っています。庭仕事の大半は、邪魔になった雑草を取ったり、伸び過ぎた枝葉をはらったり、一年中絶えない落葉を掃いたりと、地道な作業になりますが、今回の宅地整備の際にできる日当たりの良い場所に、ぜひ畑を整備して、野菜やハーブ、花、実のなる木などが育つ環境を整えられればと思っています。その際、循環型にすることにも留意したいと思います。養蜂や養鶏など生き物の力を借りて受粉や肥料づくりを行うことにも憧れましたが、立地的になかなか難しいです。また、以前、伐採した小木をほだ木とする椎茸栽培も試してみましたが、これも上手くいきませんでした。できれば、落葉や生ごみの堆肥化には取り組んで、ごみの減量化や資源化につなげていければと思います。こういったトライ&エラーを重ねながら、自分自身の技術や知識を高めつつ、楽しんで、庭を美しく機能的に向上させたいなと思います。

最近、庭の中で、苔を見るのが好きです。雑草を取ったり、落葉を取り除いたりすれば、降雨や日射などの自然現象に応じて、流れのままに少しずつ成長し、範囲を広げ、鮮やかになっていく様にとても癒されています。

Katsuji

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