story5.リノベーションに向けて、機材搬入リフトが完成

アトリエが併設する木造モダニズム建築(古民家)。4月からは、アトリエだけでなく、古民家のキッチンやリビングも皆さまにご利用いただけるよう、少しだけリノベーションを行う予定です。詳しい中身については次回以降にお知らせするとして、今回は、リノベーションの準備としての機材搬入リフトについて触れてみたいと思います。

我が家の古民家は、道路から少し上がった小高い土地に建っています。普段、古民家までは、舗装された小さい坂道を歩いて行くのですが、普通の車で登っていくには少し細すぎます。以前、アトリエの増設やデッキの設置を工務店や木工屋タクトさんにお願いした時は、ギリギリの幅の坂道を軽トラックで搬入いただいたのですが、今回、タクトさんのアイデアの元、機材や荷物用の搬入リフトを手作りで設置してもらいました。

事前に準備いただいた搬入道のパーツをネジ釘でつなげ、家の裏手から道路に続く枯れ木だらけのデコボコした傾斜地に土台を組んで搬入道を設置し、搬入道の上部に道路からの機材等を引っ張り上げるウインチを取り付けていきます。そのことで100kgくらいの荷物であれば十分に運び込むことができるようになりました。タクトさんの神の手にかかれば製作作業は3時間ほどで、しかも強度はしっかり、機能はばっちり。本当に素晴らしい手さばきを見させていただきました。

今後、本格的に家の方のリノベーションに取り掛かっていく訳ですが、このような知恵と工夫で、機能的かつ美しく、最新の技術と匠の技でしっかりと良いものに仕上げていければいいなと思います。我々夫婦も、できるところはDIYで参加し、できるだけ自らの手を加え、思いを込めていきたいと考えています。

Katsuji

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