story6.いよいよ、木造モダニズム建築(古民家)のリノベーション開始

この4月から、水彩教室をはじめとした様々なイベントについて、アトリエだけではなく、古民家部分のキッチンやリビングも、皆さまにご利用いただけるように設える予定です。そのため、少しだけリノベーションを行うことにしており、この前、いよいよ工事に着手しました。

工事の大きな流れとしては、これまでは、アトリエ側の古民家リビングやキッチンを、家族の食事やくつろぎなどの生活スペース、製作やパソコンなどの業務スペースとしていましたが、今後は、これらを古民家の奥の方に移行させるようにします。その上で、アトリエ側のリビングは教室やイベントスペースに、キッチンは参加者の方々にもご利用いただける調理・イートインスペースに、それぞれ模様替えするように考えております。

段階的にリノベーションを進めることとしており、まずは、奥のスペースでも生活できるよう、奥に元々あったキッチンやトイレの改装から着手しています。古くて使えなくなったコンロやシンクを撤去し、そこに、この前機材搬入リフトで運び込んだIKEA製のキッチン用品を設置していきます。設置のためには、床や壁を開けてのガス管、水道管などの接続が伴ってきますが、一部、内壁を取り壊したところ、土壁の中から、古いのに実際に通電している多くの電気線が出現してきました。工務店の方も予想できなかったレトロ電気線の出現。古いが故に、いろいろな驚きや発見がある家でもあります。

生活用キッチンとトイレの設備設置はまもなく完成。次は、それら内装工事と、夫婦それぞれが仕事できる業務スペースの整備となります。そして、現在のリビングやキッチンにある荷物をいくらか移動しつつ、皆さまが利用できるスペースの設え(しつらえ)へと。1つ1つ順を追いながら、最終、良い感じに仕上がっていければなと思います。

Katsuji

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