story7.庭の方も、彩づき始めています

古民家のリノベーション、第1段階として、プライベートスペースのキッチンやトイレ設備などは完成し、現在は、内装関係の工事を進めているところです。リノベーションのことはまた別の回で触れるとして、今回は少し庭のことを書きたいと思います。

今日から4月、庭の桜も、今年は例年より早く咲いています。桜以外の花も咲き始め、若葉はいっせいに芽吹き、鳥の鳴き声もあちこちで聞こえてきます。この家に住んでいて一番うれしいことは、はっきりと四季を感じられることです。この時期は、冬の間じっと静かにしていた庭が、暖かみや日差しとともに、一気に動き出していき、季節の移ろいが最も体感できる時期でもあります。

そんな春の陽気に誘われて、私も庭の方の手入れにも勤しみ始めています。樹木の葉が本格的に広がらないうちに、背を低くしたり、下の方にも陽が入るようにしたり、違う木の枝が重ならないようにしたりと、いろいろな剪定作業を行うとともに、冬から残っている落ち葉の処理も行い、一部はだるまストーブで燃やします。併せて、お世話になっている「あおぞらファーム」さんにアドバイスをもらいながら、小さな畑づくりを始めました。家にあった古いレンガで畑の場所を決め、これから、せっせと粘土質の土の掘り起こしや木の根切りをしていきます。そのような作業を、土がフカフカになるまで繰り返した後、有機肥料や落ち葉を燃やした後の灰を入れ、時間をかけて畝を寝かした上で、やっと野菜の苗を植え始めます。コツコツと地道な作業ですが、ワクワクする楽しい作業でもあります。

まち全体の環境保全のため、少しでも循環型、地産地消の一翼を担えれば良いなと思います。1つの家でできることは本当に限られますが、これからも庭仕事、楽しく進めていきたいと思います。

Katsuji

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