story23.庭に手を入れることの大切さ

この時期は、毎年恒例のカレンダー原画展の準備も兼ねて、庭中に積もっている落ち葉掃きを行います。通常は、落ち葉を集めてはポリ袋に入れて可燃ごみとして出すのですが、最近は、だるまストーブを併用して落ち葉処理を行っています。だるまストーブを併用すると、混在している枯れ枝の処理が可能となりポリ袋が破れるのを防げますし、暖がとれたり、搬出ごみの量を減らせたり、時には焼いものご褒美にありつけることもできます。その他、屋根にかかる木や竹の伐採、雨どいにたまっている葉や泥の掃除など、この時期の庭仕事には多くの種類がありますが、だるまストーブに代表されるように、できるだけ楽しんで行うことで、継続できるよう工夫をしています。というのも、庭に手を入れることは家を長持ちさせる上で本当に大事な仕事で、そのような庭仕事を怠ると家が一気に朽ちてしまうことを目の当たりにしているからです。 我が家には、母家から離れた庭の端っこに、古い木造家屋があります。以前は親戚の方など、人が住んでいたのですが、20年ほど前から誰も住んでおらず、家屋の周りは、うっそうと木や竹が覆うようになってきました。覆い被さるこれらの木々による落下物や日照不足、さらに人が住んでないことによる湿気や歪みなどが重なり、この家屋は、みるみるうちに、著しく朽ちてしまいました(この前の台風でさらに打撃を受けました)。外側からも、内側からも、きちんと手入れをしないと、こんなにもひどい状態になってしまうのだなと改めて感じた次第です。 庭に手を入れることの大切さ。家や庭をきれいに長持ちさせる上で、庭仕事は欠かせないことだと思います。加えて、極力外注せずに自分たちで手を入れることで、家や庭にいっそう愛着もわきますし、経費の節約にもなります。さらに、集中して汗をかくことによるリフレッシュ効果や、体幹のトレーニング、ダイエットなど、心身ともに健康になれるという大きな効果もあると考えています。これからも、楽しんで庭仕事に勤しみたいと思います。

Katsuji

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